ブッダの演歌 (Dhammapada 意訳)【2】  第3章・第4章     (文責;西津紘一) 
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第 3章 心の法則 (Citta-vagga) 33-43

33.
  心は子供のように
  動き騒がしいよ
  心を静めるのは
  難しいけれどね
  賢い人は静めるよ
   
34.
  釣り上げられた
  魚のように
  心は欲望の支配から
  逃れようと
  もがいているよ
 
35.
  心はつかまえにくいよ
  飛び回るから
  心をつかまえることは
  善いことだよ
  平安をもたらすよ
 
36.
  心を見守るのは難しいよ
  繊細で微妙だから
  賢い人は
  心を見守るよ
  平安をもたらすよ
 
37.
  心は形がなく
  飛び回り
  時には胸の奥にいる
  心を静める人は
  欲望の支配から逃れるよ
 
38.
  心が安定しないで
  真理を知らず
  理解が揺らぐならば
  悟りの光は
  現れないよ
 
39.
  心が汚されず
  思いが乱れず
  こだわり捨てた
  目覚めた人には
  恐れることは何もないよ
 
40.
  肉体は
  ガラスのように弱いよ
  心を堅固にして
  智慧を武器にして
  欲望と戦おう
 
41.
  ああ、
  あなたの肉体は
  まもなく意識を失い
  枯れ木のように
  地面に倒れるよ
 
42.
  憎んでいる人よりも
  恨んでいる人よりも
  悪事をもくろむ
  君の心は
  君に酷い事をする
 
43.
  母や父よりも
  兄弟よりも
  正しく育てた君の心は
  君に善いことを
  してくれるよ


第 4章 花から学ぶ (Puppha-vagga) 44-59

44.
  自分を支配するのはだれ?
  世界を支配するのはだれ?
  花を摘むように
  真理の言葉を
  摘み集めるのはだれ?
 
45.
  心育てる人々が自分を支配する
  心育てる人々が世界を支配する
  花を摘むように
  真理の言葉を
  心育てる人々が摘み集めるよ
 
46.
  肉体は泡のようなもの
  はかないもの
  分かったならば
  欲の支配を断ち切って
  輪廻から離れるよ
 
47.
  花摘みに
  夢中な君を
  突然死が襲うよ
  眠っている村を
  洪水が押し流すように
 
48.
  花摘みに
  夢中の君が
  満足しないうちに
  突然死が
  君を襲うでしょう
 
49.
  蜜蜂は花を損なわずに
  蜜を取り去って行くよね
  心育てる人々は
  人の心を損なわずに
  人と付き合うものだよ
 
50.
  人の過失を
  見るんじゃないよ
  自分のしたこと
  しなかったことを
  見るんだよ
 
51.
  美しく咲いても
  実のない花があるように
  ブッダの言葉も
  実践しなければ
  幸せにならないよ
 
52.
  美しく咲き
  実のなる花があるように
  ブッダの言葉を
  実践すれば
  幸せになるよ
 
53.
  桜として咲いて散るならば
  多くの花を咲かせましょう
  人として
  生まれて死ぬならば
  多くの善行しましょうよ

☆なぞなぞブッダの演歌
 
    善いことをした時の香り
    どんな香り?
    花の香りは
    風に妨げられるけど
    これは妨げられないよ〜♪

   蛇足:答えは頭で考えても分からないよ。感じて見ればすぐ分かるさ。言葉は見つからなくとも。

 
54.
  花の香りは
  風に逆らわないが
  道徳守る人の薫りは
  風にも向かって
  どこにでも広がるよ

なぞなぞブッダの演歌は54番です。

55.
  梅、桃、沈丁花、
  ライラック、金木犀
  香りあるものの中で
  道徳の香りが
  最高だよ
 
56.
  梅、桃などの
  香りはかすかだが
  道徳の香りは
  最高で
  神々まで届くよ
 
57.
  道徳を実践し
  心育て
  悟った人には
  どんな困ったことも
  起こらないよ
 
58.
  通りの側の
  泥沼で
  清らかな香りを放ち
  心喜ばせる
  ハスが咲くように
 
59.
  心の汚れた
  愚かな人々の中で
  ブッダの弟子は
  智慧で
  光り輝くよ
 

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