-初期仏教研究: 2007年9月アーカイブ

ブッダと龍樹の論理学―縁起と中道
石飛 道子
サンガ (2007/09)

論理による『仏教中興』を目指した龍樹(ナーガルジュナ)の壮大な挑戦

これまで謎に満ちてきた龍樹(ナーガルジュナ)の思想の全貌を説く鍵は、ブッダの肉声を記録した阿含経典(アーガマ)にあった。『ブッダ論理学』を提唱する新進気鋭のインド学者による、いまだかつてないような不思議な刺激が脳を直撃する本です。

論理学と聞いて、自分には関係ないなと即断してはいけない。「ブッダ論理学は、幸せとなる道を説いた仏教の教えのなかにひそんでいた論理学である。ものごとをありのままに見る、さらには、思考の流れにしたがう、そのような見方や考え方を教えてくれる論理学なのである。現実に対応しているので違和感なく自然にわかる。だから、不安もなく、心安らかになってくる。(本文より)」そのような論理学ならば、学んでみたいとは思いませんか?

悪くても世紀の奇書として、末吉でも仏教研究に新しい扉を開くエポックメイキングとして、良ければ一切衆生を幸福へと導く新たなる仏典として、読みつがれることと思います。いまならもれなく初版初刷をゲットできますよ!(店員より)

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

テーラワーダ仏教の実践―ブッダの教える自己開発
ポー・オー・パユットー
サンガ
売り上げランキング: 173270
おすすめ度の平均: 5.0
5 不知足
5 靄が晴れる思い
5 待望の増補完全版

ブッダの説かれた『自己開発』は社会とのかかわりの中で成し遂げられる

タイを代表するテーラワーダ仏教の高僧、ポー・オー・パユットー師の講演を収録した『自己開発―上座部佛教の心髄』(アジア文庫)が改訂増補改題されてサンガより刊行されました。

タイ農村開発に寄与する「開発僧」たちのバックボーンとなったパユットー師の思想は、仏教の「実践・修習(bhaavanaa バーワナー)」そのものから汲み上げられています。それまでタイ社会の文脈では矮小化されがちだった「実践・修習」の意味範囲を仏典に即して定義しなおし、動的で活力に満ちた自他向上の方法論としてリニューアルしたもの。師の教えは「エンゲージド・ブッディズム」が叫ばれつつ、いまひとつ理論的裏打ちをはっきり出来ずにいる日本の心ある大乗仏教徒たちにとっても、大きな刺激となるでしょう。

ちょっと値段は張るけど、碩学パユットー師のすごさを手軽に実感できる本です。仏教について誰もが持っているであろうもやもやっとした消化不良感がすっきりします。三宝に帰依して明るく生きる元気が沸いてきます。必読ですよ~!

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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