まさか「老病死」に勝つ方法があったとは

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まさか「老病死に勝つ方法」があったとは―ブッダが説く心と健康の因果法則
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3 若者が「生」に勝つ方法
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「老病死に勝つ方法」----それは多くの現代人が望む、夢のような話だと思います。
 しかし、老いること、病気になること、死ぬことは、ほとんどの人間に確実に訪れるものです。どうあがいても逃れることはできません。その事実を理解することなく「老病死に勝つ方法」を闇雲に求めても、健康を手に入れることはできません。むしろ、その理想を求めても、結果は失敗ばかりで、心に多大なストレスを感じてしまいます。そこでますます健康は損なわれてしまいます。
 ストレス(心因)は、人間の病気のもっとも大きな原因なのです。
 また同時に、お釈迦さまやその弟子たちは、みな健康で病気らしい病気をしていなかったという事実もあります。
 これは何を意味しているのでしょうか?
 お釈迦さまは、心と体に重要な因果法則があることを2500年前に実証していました。そしてその根本にあるのは、「『老い』『病』『死』にどう向き合うべきか」ということです。
 本書では「老病死」という、世の人々がもっとも怖れ、しかし誰もが経験する難問に、どう対処すべきかを具体的に明らかにしていきます。
 本書は、単なる健康マニュアル本ではありません。また現代医学を否定する本ではなく、むしろ尊重しています。しかし、いくら現代医学が発達しても、「病気と心」に対する考え方が間違っていては、健康を手に入れることはますます困難になります。
 お釈迦さまが説かれた智慧を学ぶと、私たち現代人が、いかに誤った考え方で「老病死」という問題に接しているかがわかります。それは「健康」という限られたテーマの理解にとどまりません。生きるということ、幸福ということ、人間存在の根本についての真の理解に発展していくものです。
 付録として「箭経(Sallasutta)」の全文を、スマナサーラ長老の解説とともに掲載しています。これは「すべての生命という生命はことごとく死んでしまうのだ」というところから始まる、一種の哲学とも言える内容のお経です。「死」という事実への、深遠な視線がそこにあります。この詩のような美しい文書を何度も繰り返し読みかえしていると、「生と死」というものの偏った呪縛から、少しずつ解き放たれていく感覚を覚えます。それは、生命の真理を語る珠玉の言葉に触れているからなのだと思います。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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このブログ記事について

このページは、naagitaが2008年5月 5日 19:02に書いたブログ記事です。

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